2012.3/9「発想と勉強。(デザイン脳とは)」

2月中旬から3月まで、特に3月イッパイはデザインの作業に本気で取り組んでいくつもりだ。

そこで、タイトルにある「発想と勉強」について少し考える事があったので、今日の思考のテーマにしたい。

ここでいう勉強とは、暗記や論理的理解を軸とした勉強の事を指す。まぁつまり学校で学ぶ勉強である。

早速本題に入る。

発想とは、勉強と同一ではない。勉強と違い、がむしゃらに頭に詰め込むだけでは良い発想は生まれない。

例えば、仕事で疲れて帰ってきた深夜、精神的にやる気に満ちあふれ、カフェインを摂取して眠くもない、という時でも良い発想が生まれない時は生まれない。本当に全くといって良い程生まれないのだ。

これは、前回「睡眠」をテーマに書いた記事(3/8)と重なる所がある。睡眠の場合は、自分の睡眠欲=3大欲求と上手に付き合う事は妥協ではない。と書いたが、発想の場合も同じである。良い発想が生まれない時は、自分の脳みそと上手に付き合うのだ。つまり、さっさと翌日をイメージしつつ寝ればいいのだ。

そもそも、良い発想が生まれるための条件(ここではデザイン脳と呼ぶ)は、複雑だ。勉強の様に、知識を積み上げ、筋道立てて考えるだけでは足りない。これらにプラスで、あらゆる面から物事を捉える思考力(これによって真新しい奇抜な発想が生まれる)、今まで得てきた•見てきた知識を上手く引き出して繋げる能力...ザッと考えてみても、良い発想を生むためにはこれだけの能力がプラスで必要なのである。

ただ、ひとつ確かなのは、発想力を高めてデザイン脳を強くするには、多くの勉強が必要だということだ。分厚い勉強の土台があって初めて良い発想は生まれるのである。理想は勉強と十実践を並行的に繰り返す事だが...99%の人は才能が無いにも関わらず、自分はひとりの力で発想できると勘違いをしている。この勘違いは悲惨だ。

(夜に書いたが、寝落ちしたため、朝更新)