2015.11.14 何年ぶり?
iphoneのブックマークを整理していたらこのブログを見つけた。
懐かしく恥ずかしい、大学1年末に書いていたものである。その後もちょこちょこ大学2年末くらいまで更新がある。
そんな僕も今は社会人1年目。
あの頃の自分に今の姿を見せたら、何というだろう。
「もっと上手くやれただろ」なのか「結局なにも変わってないな」なのか。
正直すぐには当時の心境を思い出せないが、1つだけ分かることがある。
間違いなく、強くタフになったと当時の自分は今を見て感じるだろう。
大学4年間、だいぶもがいていた。特に前半は。それは、このブログを数年ぶりに読み返してもヒシヒシと伝わってくる。
恋人との別れ、何かを思い求めるモラトリアム、未熟なチャレンジ、無力さを感じた挫折、しんどかった2年の秋に道は分かれ、3年のインターンにつながる。このブログに書いていたのはここまでかな。
自意識と現実のギャップ、特別な存在と信じたいが才能の欠如を痛感する、クレイジーでアーティスティックになりたかった。周囲の1流と比べての劣等感。価値あることをするために、瑣末なことや心の揺れ動きを軽んじていた。
いったい俺は何者なのか。何者かになりたい。でも、まわりとは群れたくない。心を揺さぶることは何か。ワカラナイ。
そんなモラトリアムでもがいた大学前半。
ただ、あの時期は貴重だったと、やや懐古的かもしれないが強く思う。
理想と現実のギャップから目を背けずにもがいていた。常に改善するスタンス。
己の内面と強く向き合ったことで、自分だけではなく他者の心の揺れ動きへの敏感さ。
周囲に飲み込まれずに自分の頭で考え続ける忍耐強さ。
これらは、この時期に定着した。
さて、過去の話が長くなったが、このブログを更新しなくなってから何をしていたか。
そして今はどんなステージか。
3年ではインターンに勤しみ、良い人たちにも巡り会えた。ただ、どこかエンジンにはなれずに終わった。周囲のインターン仲間たちに及ばぬところは多く感じた。
その後、就職活動を始めた。ビジョンや事業の価値を、社会的な意義に置き、自分の中の社会的意義を突き詰めて選んでいった。
受かったり落ちたりした。面接は苦手ではなかったが、まだどこか自分に強さを感じていなかった。どんな状況でもタフにやっていける生きていける自信がまだ足りていなかった。結局、途中で刺激とワクワク感を求めて進路変更をして今の会社に決めた。
決めてからもいくつかの会社を受けようと思ったが、ぐだぐだしている間に、腹を括った。
その過程で、不思議で夕立のような恋をした。一瞬で通り過ぎていった。
ただただ進路を決めるためことに集中して、何にも熱を燃やしていない時期の付き合いであった。
そして、大学4年からはいくつかの選択肢で悩んだ。もう1度インターンするのか、もう1度ゼロからチャレンジするのか。
チャレンジに関しては、正直そこまでパッションを燃やせる自信はなかった。1.2年時に虚しさを感じて終わっていったからだ。価値あるサービスをつくることがどれだけ大変か分かっていたからだ。やるからにはもう失敗もしたくなかった。
でも結果的にチャレンジをした。
これは、彼らとこのタイミングで再会できたことが大きい。ちょうど岐路であり、最高のタイミングであった。また、彼らが刺激的なチャレンジをして結果的に成功した時、僕は一生自分が後悔すると思った。選択肢を並べてその中でやらないと一番後悔する選択をする。僕は今回のチャレンジ年間を捧げようと思った。
この1年間についてはかなりボリュームがあるのでまたの機会に語る。
1つだけ言うと、この1年で一番感じたことは、仲間の貴重さである。
誰とやっていくのか、共に夢を語れる強いチームで働きたい。
はい。かなり疲れた。
駆け足で書くと、結局この1年のチャレンジは成功とはいかずに、ビジネスとしても回らなかった。
ただ、かなりたくさんのこれからの人生にも重く糧になる経験や仲間を得た。
そして、今の会社に入社をして、はや1年目の秋である。
まずはここで強くタフに生きるのである。
3年プラン。
疲れた。3年〜今についてはまたまとめて語ります。