社会人2年目の冬の足音

端末を変えたタイミングでまたこのブログを発見した。少し書いてみようと思う。


社会人2年目、今の会社に入って2年目の冬が近づいてきている。

前回がちょうど約1年前か。簡単に振り返る。


1年目が終わった段階でオンラインマーケティングの仕事を主にやってきた。目標数値にコミットをして徐々に裁量を広げていき、1年目は終わった。自分の力はごく僅かだが目標も達成した。

ただ、4月の昇進タイミングは逃した。これはとても悔しかったな。周囲の推薦をもらうべき人、カテゴリチームの重鎮たちの評価が足りなかったのだと思う。とはいえ、研修期間から望むべき方向に舵を取り、同期との信頼を深めてワークに勤しんだ結果、希望の場所にいけて良かった。学ぶべきところの多いマネジャーにも就けた。絶対に離さないタフさ、言い訳をせずにコミットしていく、強迫的なまでの根性に、外資系における仕事への向き合い方、捌き方を学んだ。


年が明けて2016年になってからは、さらにマーケティング全体、つまりさらなる数字へのコミットが求められた。例えば、オフラインも含めた企画やイベントの手配、マーケティング全体の数字などのレポート。4月にかけてチームメンバーが1人減る中で、プロダクト全体を見るような当初から望んできた立場に自らを置くこともできた。


春から夏にかけては、女の子を色々見てみようといった時期もあった。紹介を中心に1人暮らしを始めたからこそ出来る、遊び方もした。この目的は自信を持つこと。長く続けるほど好きではないし、疲れるので、期間限定のリハビリ期間だった。


6月には初めて海外出張に行った。分かっていたことだが、グローバルの動向を理解して、コミュニケーションとって、日本にとってより良いプロダクトを作るためには足りないものが多かった。語学に対するチキンハート、純粋な勉強量などだ。


プロダクトでいうと、結局9月辺りまでは昨年と打って変わりトラブル続きで、その対応に追われた。あまりにビジネスフォーカスでスピードを求めるあまり、情報をクローズドにして整理しきれていなかった。情報を外に出すと、社内的には面倒なこともある。ただあるタイミングで中長期的なプランのために、周囲や他部署を頼る必要がある。これが、仕事の深みをうみ、より良いプロダクトにつながる。そして俺が求めている仕事を通した熱い信頼関係につながる。


マーケティングは、3.7.12月のカンパニーイベントに合わせて、簡単なキャンペーンを打ったり、露出を増やしたりした。ただ、計画に準備と深みがないと、なかなか上手くはいかない。トラブル対応に追われる中で、深く潜ることが出来なかったのは反省点だ。その他は主に2015年の延長線でのグロース、ターゲティングの精度を上げるなど。

2017年に向けて、マーケティングの年間プランをつくり、柱となるキャンペーン、骨太な特典をつくっていく。


並行して、夏からはプロダクト変更に携わった。リクエストのまとめや、開発ロードマップなど、事前にエンジニアたちと握れていない面はあったが、突き進み何とかローンチを迎えることが出来た。残り年内はページなどカスタマーフェイシングな部分を改善していく。2017年の指標をしっかりとつくる。


仕事以外では夏頃から進めてきた芸能プロジェクトの初回を走らせることが出来た。本業とのバランスを取る上でも良い実例が出来た。


そして、これからだ。

まずは12月末まで年内、何としてでも目標数値をクリアする。プロダクト変更後の指標を整備して、モニタリング出来るようにする。

それと並行して、2017年の特典やキャンペーンのプラン、予算取り、広告メニューなども考えていく。これはとても重要。しっかりと考える。

現在プライベートも落ち着いている中、会う人のジャンルを広げて刺激を受けながら、勉強をしていく。語学へのコンプレックスは残っており、今より自由に動くためには克服が必須だ。

上記をクリアできれば、自ずと2017年4月からの身の振り方が見えてくるはずだ。


2年目が終わり、自分より凄いであろう人たち、彼らの成長を知り、未熟さを思い知ることも多々あった。ただ、無い物ねだりをして、すぐに成就するものなどない。

変えられるものは、時間配分、会う人、住む環境だけだ。

マーケティングにしろ、英語にしろ、SQLやプログラミングにしろ、時間をとって並行して勉強していくしかない。


タイミングはおそらく、今年の終わり頃には降りてくるはずだ。変化、ワクワクする刺激が。